第6-7日(6月28-29日):鼻風邪引いた、料理した

6月28日(火)と29日。サンティアゴで静かに過ごす。特に約束はなく、洗濯をしたり、買い物に行って初めて料理をしたり。鼻風邪引きました。去年12月に来たときも夜の冷え込みで体を冷やして鼻風邪引いたのに、今回もまたやってしまった。ガリシアは涼しい、というより寒い。

f:id:pandeireteira:20160629054248p:plain

全般的に雨の多いガリシアといえども日本よりは湿度がずっと低く、日中は気温の割に

日差しが強いし、夜から朝はかなり冷え込む。長袖の服、特にパジャマにするような長袖Tシャツを持ってこなかったので、寝ていて風邪をひいてしまったらしい。熱が出るようなことはないのだが、水っ鼻が止まらない。そんなわけでガリシアならではのブランドNikisで、一コマ漫画で人気のLuis Davilaデザインの長袖Tシャツと人気子供番組のPeppa Pig柄の厚手パーカを買った。Sachoは鍬のこと。もちろん農具だけど、ガリシアでは石で金属の部分を叩いてパーカッションとしても使う。g(h)reloはガリシア人が愛してやまないアブラナ科の葉物野菜。ウケる!

f:id:pandeireteira:20160703081409j:plain

 風邪対策は服の他に葛根湯と食べ物で。ハニーレモンに生姜を入れるのが好き。しょっぱいものが欲しければ醤油と梅肉と生姜。生姜は残念ながら添加物入りだが、日本からチューブを持ってきた。乾燥のほうが体を温める力が強いので、後日サンティアゴの市場でパウダーを買おう。野菜も根菜を取る。こんなに寒いんだったら味噌があってもいいくらいだ。

 

今回の滞在で初めての自炊をする。いつものレンズ豆と野菜のスープ。レンズ豆は皮付きでも早く煮えるから助かる。今日買ったものたち:

f:id:pandeireteira:20160703083409j:plain

お米は重いので、こちらで調達。こちらで白米を普通の雪平鍋で炊く練習してきて、今日はこちらで炊いてみた。「寿司用」と名のついたお米がちと高めなので、見た目、日本のお米の形に似ているものを買ってみた。がーん。炊き方は完璧だったと思うけど、お米の種類がやっぱり違ったらしい。粘りのある日本のお米ではなく、水分の少ない種類だった。f:id:pandeireteira:20160703083453j:plain

 私がステイしている、友達の家は前の家から家財を引っ越し中なので、台所道具も限られている。計量カップがなかったけれど、白米を普通の鍋で炊く場合は浸水後白米:水=1:1.25なので、コップで2杯の米に対し、水をコップ2杯と、さらに1杯を2つの同じコップに均等に分けた一方を鍋に入れればいい。ちょっとだけ頭使って炊いた。炊き方はこれでやってみた。このサイト、秀逸すぎる。海外の人は泣いちゃいそうだ。

www.sirogohan.com

日本のごはんを作ってみるのは今回のガリシア滞在でのテーマのひとつーまるで宇宙飛行士のミッションだな(笑)。日本にいる間にひよこ豆豆腐をつくってSNSにアップしたら思いの外反応があったので、何か日本のものを作って友達に食べさせてみようと思う。

 

今日のオマケ:マスキングテープって便利だねー。食品の袋の口を閉じるのにも、友達の家の壁を傷つけずに地図とか予定表を貼るのにも役立つ。もっともそんなこと考えてるのは日本人だけで、こっちの人はそもそも袋の口を閉じてなかったり壁が傷だらけだったりしても気にしなーい。

f:id:pandeireteira:20160703091200j:plain