第12日(7月4日):ガリシア語の授業始まる

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今日からガリシア語の授業が始まる。朝9時前に高台にある下宿から坂を転がり落ちるように下りてきて朝の涼しい旧市街の町を歩くと、ふと最初にスペイン語の研修で来たウン10年前の気持ちがほわっとよみがえってきた。ちょうど、背中にリュックサックを背負った小学校一年生くらいの女の子を母親が写真撮影しているのに出くわした。女の子は初めて学校に上がる日のような嬉しさと緊張がないまぜになったような顔をしている。今日は彼女にとって何の日なのかな。私もそんな気持ちだよ。

 

参加する講座はこれ。

XXIX Cursos de Verán de Lingua e Cultura Galegas | Real Academia Galega

 

授業はPraza de Mazarelosにあるサンティアゴ大のFacultad de Filosofíaの校舎で行われる。17カ国から63人の参加者が初級1、初級2、中級1、中級2、上級の5つのクラスにわかれて受講する。先週金曜のテストの結果、私はやはり、初級2のクラスだった。

 

授業初日の今日は午前の文法のクラスと映画鑑賞、午後にもう1時間実践のクラス。私のクラスは13人、私の他はスペイン、ポルトガル、イタリア、ルーマニア、ドイツ、ブラジルから。多いのは学生で自分の大学でガリシア語を3ヶ月習ったことがある人たち。やはりちょっと私にはレベルが高すぎるかなあ。他の人たちは、文法があやしげで、ちゃんと話せなくても先生の言うことは大体わかる。先生と話してみたら、今日はほとんど講座の概要と自己紹介だけだから、明日の午前は文法の基礎からやるからそれに出席してみてからではどう?と言われてそういうことにする。今日は他の参加者もテスト結果で決まったクラスから上がったり下がったりいろいろ動いているみたいだ。

 

 昼ごはんはサベラとパロマと大学からすぐ近くの市場の中で。かなり独創的なエンパナーダ。焼いた鯖みたいなものが入ってる。

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疲れたあ。夕食は家でつくる。私はビジュアルセンスがないから、絵的には全く美味しくなさそうだけど、私が私の好きな味付けでつくるのだから、私には普通に美味しい。料理をつくるのは自分がいつもやっていることをすることによって、上がりすぎる気を落ち着かせるためでもあるのだよねー。

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夜のオプショナルのイベント、ポエトリーリーディングはスキップ。日本から持ってきた日本語のガリシア語の教本(浅香先生のもの伊藤先生のもの)文法をおさらいしようと思ったけど、夜10時すでに眠すぎて無理。寝る。